骨粗しょう症とは

骨粗しょう症のイメージ画像

骨粗しょう症は、骨が脆くなってスカスカになってしまう状態です。
年を取るにつれてカルシウムが不足したり、運動不足が続いたり、喫煙、お酒の飲みすぎ、閉経による女性ホルモンの減少などが原因となってリスクが高まっていきます。

骨粗しょう症になると、わずかな衝撃でも骨折をきたしやすくなり、骨折リスクが高くなってしまいます。このような骨折から要介護状態になる人も多いため、出来るだけ早い段階から対策を講じるようにしましょう。

治療と生活改善で骨折リスクが減少します

骨量は20~30歳頃の若い時期をピークに、年を重ねるとともに減少していきます。これに伴って単位体積あたりの骨量も減少していき、背骨が体の重みでつぶれたり、背中や腰が曲がったり、背中が痛んだり、骨の変形による圧迫骨折をきたしたりします。ちょっとした転倒で骨折するといった事態を引き起こることも少なくありません。なかでも足の付け根の骨を骨折したりすると、体を支える働きが損なわれてしまうため、要介護状態にもなりかねません。
しかし、専門的な治療や適切な生活改善を行えば骨密度の減少を改善し、骨折リスクを大幅に減少させることが可能になります。

女性は60歳になる前に一度は検査を

高齢の女性を中心に、骨粗しょう症は年々増加の一途をたどっています。更年期を契機として女性ホルモンの分泌が低下すると、特にリスクが高まります。女性ホルモンのエストロゲンには、骨の新陳代謝に際して骨吸収を緩やかにし、骨からカルシウムが溶け出すのを抑制する働きがあります。
閉経して、このエストロゲンの分泌量が減少してきますと、骨吸収のスピードが速まるため、骨形成が追いつかず、骨がもろくなってしまうのです。そのため、60歳になる前に一度は骨粗しょう症の検査を受けるよう、お勧めいたします。

骨粗しょう症の治療について

食事療法

骨粗しょう症の治療や予防に必要な栄養素は、骨の主成分であるカルシウムやたんぱく質、および骨のリモデリング*に必要なビタミンD・Kなどです。カルシウムは食品として700~800mg/日、ビタミンDは400~800IU/日、ビタミンKは250~300μg/日を摂取することが推奨されています。これらの栄養素を積極的に摂りながら、しかもバランスの良い食生活を送ることが大切です。

骨粗しょう症の人が避けるべき食品は特にありませんが、アルコールやカフェイン、リンなどの摂り過ぎには注意しましょう。お酒を飲みすぎて過度のアルコールを摂取すると、カルシウムの吸収を妨げたり、尿からのカルシウムの排泄量を増やしたりします。カフェインもまた、カルシウムの排泄を促します。
リンを摂り過ぎると、血液中のカルシウムとリンのバランスを保とうとして骨の中のカルシウムが血液中に放出されてしまい、骨密度の減少を招きます。

運動療法

骨は運動をして体重負荷をかけることで増加し、丈夫になります。さらに筋肉を鍛えることで体をしっかりと支えられるようになり、バランス感覚も向上して転倒防止にもつながります。
骨量を増やすには、激しい運動をする必要は無く、散歩くらいでも効果がありますから、できれば毎日、あるいは週に数回でも、とにかく長く続けてください。

小平内科糖尿病クリニック
院長
吉武 紀子
診療内容
内科 糖尿病内科 高血圧 脂質異常症 甲状腺疾患 腎臓 睡眠時無呼吸症候群 骨粗しょう症 予防接種 健康診断
住所
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